斜里の街中を抜け、目指すは知床に最も近い港町『 ウトロ 』。やはり気温が下がってきているのか、海を見ると一面流氷で真っ白。見慣れているはずなんですが、やはり自然の力に圧倒されるものを感じますね。
ちなみにウトロは独立した町ではなく、斜里町の一部に当たります。斜里町は東西に非常に長い形をしていて、知床半島の先まで伸びているんです。
斜里の町からウトロに15キロほど進むと、見えてくるのは「エゾシカの飛び出し注意」の標識。もちろん冗談でも何でもなく、この辺りだと道路を横断するエゾシカの姿は珍しくないんですよね。
そのまま車を走らせていると、『オシンコシンの滝』の手前辺りでエゾシカを発見!
車を降りて近づいてもこちらをチラチラ見るだけで特に逃げようとはせず、のんびりと草を食んでいます。警戒心ゼロですね。
この辺まで来ると、車から山の斜面を見上げるだけで何頭かで群れを成すエゾシカがいつでも見られます。すごい生息密度。さすが知床です。
左の写真は『 オシンコシンの滝 』。ウトロの手前にある大きな滝で、知床八景にも数えられている観光名所です。知床には滝が多いんですが、その殆どは徒歩か船で行かないと見れないので、車で気軽に見られるこの滝は大人気。
オシンコシンの滝から7分ほどで、ついにウトロへ到着。ここが実質的に知床の先端の町になります(ここから先は車で行けないので)。知床グランドホテルなどグレードの高いホテルと温泉が楽しめる、まさに知床を満喫するための町ですね。
また先に訪れた斜里港とは異なり、ウトロ港は港内もほぼ凍り付いています。やはり気温が全然違いますね。車から出て写真を撮るだけで頬がヒリヒリします。
他にも色々見て回ろうかと思いましたが、既に12時を回っていたのでとりあえず先に食事を済ませることにしました。
「るるぶ」で調べた時に『 鮭親子丼 』が美味しそうだった『 一休屋 』さんというところに行ってみます。