というわけで早速行こうと思ったら道路がツルッツル。国道や大通りなどの広い道路は除雪が行き届いているので大丈夫なんですが、ちょっと脇道に入るといきなり道路がツルツルなんてのは北見だとよくあることです(家にツルハシを置いている人も結構います)。
特に日中暖かくなる3月頃からはこういった傾向が強く、昼の道路はべチャべチャ、夜の道路はガチガチ、朝の道路はツルツルと酷い状況になることも…。
それでも、広い道路に出ればこの通り。空もプチ旅行日和の見事な快晴です。
実のところ、北見から知床(ウトロ)までは飛ばせば1時間半ほどで着くんですが、今日は撮影したり寄り道したりすることを考えて約2時間半ほどを見ています。
また市内を通るとどうしても混み合うので、今回は裏道を使ってみました。家から3分ほど車を走らせるだけでこの通り。民家も殆ど見えない自然の山合いを抜ける道に入ります。北見は盆地なので、ほんの少し車を走らせるだけでこんな光景がすぐに広がります。
知床方面に向かうには網走に出てしまうのが簡単なんですが、今回は途中まで内陸を走るので、美幌(北見のとなり町)を抜けるコースを選択。ちょっとした山を越えていきます。
左(上から3枚目)がその小高い丘から撮った写真です。屈斜路湖方面に向かう時は『美幌峠』という大きな峠を通るのですが、そちらはまさに絶景。こちらはプチ峠なので景色もプチ…?いやいや、それでも地平線の果てに見える山並みはなかなかのもの。ほんと景色には恵まれている土地柄なんです。
美幌町についたらコンビニで旅のお供「るるぶ」をGET。「近いからいつでも行ける」と思ってたこともあり、知床のグルメ情報には疎いんですよね。まずは雑誌で情報収集です。これでなんとなく旅行っぽい雰囲気も出てきます。
先述しました通り、美幌町は北見のとなりにある町です。空港のある女満別方面や釧路方面、知床のあるウトロ方面など、多方面へ移動できるいわば「十字路の町」ですね。網走経由で行くよりも車の通行が少ないため、美幌経由のルートは密かにお勧めなんです。
美幌町の中ほどまで行ったら「ウトロ・斜里方面(つまり知床方面)」へ向かう道があるので、そちらへ進路を変更。国道39号線から334号線に入り、内陸部を通って斜里方面へ向かいます。
ここから先に行くと酪農やチーズ作りで有名な『東藻琴村(現在は女満別空港のある大空町と合併)』があり、そのままずっと抜けていくと知床の玄関口『斜里町』へ到着します。
この辺の地域は観光紹介の雑誌でもあまり触れられていないんですが、北海道らしいアウトドアレジャーが楽しめる隠れたスポットなんですよね。